Batch Geocoder API 開発者ガイド

はじめに

HEREBatchGeocoder API は、ジオコードの大規模なデータセットをジオコードおよびリバースジオコードできるようにする REST API です。 バッチ処理は大規模なバッチジョブに最適化されており、住所が 10 未満のジョブなど、小規模なジョブの実行にはペナルティがあります。

Batch Geocoder API では、次の使用例がサポートされています。

  • 住所の単一のファイルを送信して対応する地理座標をリクエストするなど、 1 つのリクエストでジオコードの大規模なデータセットを処理できます。 住所は、構造化された入力、完全または部分的な住所情報を持つ自由形式の検索文字列を使用することができます。 リクエストの処理は非同期です。 送信した住所の詳細度が高いほど、一致精度が高くなります。
  • 座標と半径のペアを1ファイル送信して対応する住所を要求するなど、大規模なデータセットを1回のリクエストでリバースジオコーディングすることができます。リクエスト処理は非同期で行われます。

バッチジョブの最小アドレス数、送信されたバッチジョブの頻度、数に技術的な制約はありませんが、 HERE では、より多くのアドレスのセットをより少ないバッチジョブに蓄積して、より迅速な応答を受け取ることをお勧めします。

注 : 一般的に、バッチジョブには 100 を超えるアドレスが設定されているか、または前のジョブが送信されてから少なくとも 10 分後に送信されている必要があります。 いかなる場合も、バッチジョブを 1 分に 1 回以上送信しないでください。

以下の情報を参照してください。

  • バッチ Geocoder API を使用してすばやく設定および開始する方法については、『利用開始』を参照してください。
  • このドキュメントをカバーする利用規約については、『 HERE Documentation License 』を参照してください。
  • HERE は、お客様のプライバシーを尊重し、該当するデータ保護およびプライバシーに関する法律を遵守することをお約束します。 詳細については、『HERE プライバシー憲章』を参照してください。