はじめに

HERE Map Attributes API はすべての HERE Map Data と、お客様のプライベートマップデータに基づいており、簡単にアクセスできます。 そのため HERE Map Attributes API は次のような複数の地図で動作します。

概要
図 1. 概要

フィーチャー

  • HERE 地図コンテンツ全体へのアクセスを簡素化。

    • さまざまなアプリケーション向けの地図(カタログ)。

    • 地図(カタログ)には、一般的な用途に合わせて最適化されたテーマ別のレイヤーが含まれています。

    • レイヤーは地理的にタイルされます。タイルは、地図の表示、ドライバーへの警告、地図の一致、経路指定の用途に合わせて最適化されています。

    • タイルは簡単に使用できます。タイル間の参照、道路のタイル、ユースケースに合わせて最適化されたポリゴンの使用は不要です。

    • プレーンテキストまたは JSON の応答、地図オブジェクトのフラットなリスト(POI、道路、地図作成線、地図作成ポリゴン、交通標識など)。

    • 地図オブジェクトは、永続的な ID と一連の属性を持ちます。

  • シンプルなタイルの取得以外に、地理的フィルタリング(長方形、ポリラインコリドー)と属性値フィルタリング(2 つ以上の斜線がある道路)がサポートされています。

  • タイル取得の応答時間(ミリ秒)が短い。

  • 独自の地図オブジェクトをアップロードすれば、地図の表示、ルート作成、検索、ドライバーへの警告をカスタマイズが可能です(個人データの持ち込み)。

    • アップロードは非常に簡単で、新しい地図や更新された地図のコンテンツが瞬時に利用可能になります。

    • 地図コンテンツが公開されることはなく、アプリケーションでは、HERE Location Services 経由でのみ利用できます。

  • 取得した地図コンテンツは、最大 1 か月間、アプリケーション内でキャッシュできます。

価格

トランザクションごと、またはアセットごとの価格は、使用するプレミアムレイヤーのコンテンツによって若干異なります。ユースケースおよびボリュームについては、アカウント管理者に問い合わせてください。評価版と制限付きボリュームは無料です。

セルフホスティング(オンプレミス)

HERE Map Attributes API は、オンプレミスで実行することもできます(セルフホスト型)。詳細については、営業担当者にお問い合わせください。

利用規約

このドキュメントに適用される利用規約につきましては、「HERE Documentation License」を参照してください。

データのプライバシー

データのプライバシーは、HERE と顧客にとって極めて重要です。 HERE ではデータの最小化を実践しており、不要なデータは収集しません。 また、サービスの使用に個人情報が必要ない場合は、データ主体の匿名化を推進します。 HERE が開発したサービスでは、設計時からプライバシーを大切にしています。 当社は、単なる規制遵守を超えて、プライバシーを企業文化の不可欠な要素にしようと努めています。 プライバシーに対するアプローチは、顧客の信頼を獲得し、維持するうえで不可欠であり、データに基づくプラットフォームとしての将来の成功の基盤となるものと考えています。 詳細については、『HERE プライバシー憲章』を参照してください。

トレースのリクエスト

バグレポートを送信する場合やサポートを依頼する場合は、必ずルーティングリクエストの URL、リクエスト ID、および対応するエラーコード(該当する場合)を入力してください。

非標準の HTTP ヘッダー X-Request-ID を使用すると、リクエスト ID をリクエストにタグ付けできます。サービスは、成功したか失敗したかにかかわらず、レスポンスでこの値を返します。リクエスト ID には任意の文字列を使用できますが、リクエストを一意に特定できるように、UUID を使用することをお勧めします。

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