HERE Map Content スキーマ

プロトコルバッファを使用したパーティションのデシリアライズ

HERE Map Content は、「車両規制 - フラグ画像」レイヤーを除くすべてのレイヤーのプロトコルバッファーエンコードされたデータを公開します。 これにより、任意のプログラミング言語を使用してパーティション ペイロードをデシリアライズし、アクセスできます。 プロトコルバッファの詳細については 、 https://developers.google.com/protocol-buffersを参照してください。

プロトコルバッファランタイム要件

HERE Map Content には、プロトコルバッファランタイム 3.0.0 以降が必要です。 現在のバージョン の HERE Map Content では、 Proto3 構文のダイアレクトが使用されています。

メッセージ構造

HERE Map Content カタログの各パーティション には、ペイロードの構造を定義する最上位のメッセージとネストされたメッセージがあります。 最上位のメッセージとネストされたメッセージは、レイヤー固有の .proto スキーマ ファイルにまとめられています。 これにより、 1 回のデコード操作で各パーティション ペイロードにアクセスできます。 トップレベルのメッセージの一覧表については、「トップレベルのメッセージ」を参照してください。

共通のメッセージ構造が複数のレイヤーで再利用される場合は、プロトコルバッファの「インポート」機能を使用して、 common.proto ファイルからアクセスできます。 たとえば、多くのレイヤースキーマでは、共通の参照メッセージを含む common.proto ファイルがインポートされます。 一般的なメッセージの一覧表については、「一般的なメッセージ」を参照してください。

プロトコルバッファスキーマ ファイルをダウンロードしています

特定のレイヤーのスキーマ ファイルは、単一の zip アーカイブにパッケージ化され、 HERE platform ポータルのレイヤーのページからダウンロードできます。 たとえば、 Roads-Navigation Attributes レイヤー HERE のスキーマ ファイル https://platform.here.com/data/hrn:here:data::olp-here:rib-2/navigation-attributes/schema を取得できます。 レイヤーのページからは、 HERE Map Content で使用するコンパイル済みの Java および Scala ライブラリにもアクセスできます。

プロトコルバッファスキーマ ファイルは、新しい機能 / 属性が HERE Map Content に追加されると更新されます。 その結果、スキーマ パッケージのバージョンが更新されます。 更新されたスキーマ には、新しいアーティファクト ID と HERE リソースネーム が HERE platform に追加されます。 新しい機能 / 属性にアクセスするには、最新のスキーマ パッケージまたはペイロードアクセスライブラリを使用するようにアプリケーションを更新する必要があります。

圧縮

パーティションは GZIP 圧縮方式で圧縮されます。 これらのファイルに対する HTTP 要求は、 HTTP ヘッダー Content-Type "application/x-protobuf" および Content-Encoding "gzip" とともに返されます。 さらに、圧縮タイルを使用するレイヤーの「コンテンツタイプ」と「コンテンツエンコード」の値は、レイヤーメタデータ で指定されている値と同じです。