グラフのプロパティ

ルーティンググラフの頂点とエッジに は、プロパティの形式で追加の情報を関連付けることができます。

頂点のプロパティ

頂点には、制限速度、特定の種類の車両のアクセシビリティ制限、道路ジオメトリなどのプロパティを設定できます。 これらのプロパティは、頂点全体または頂点のセクションにのみ適用できます。

ロケーション ライブラリには、これらのプロパティにアクセスするための 2 つのインターフェイスがあります。

  • PropertyMap を使用して、頂点全体のプロパティの値をクエリーします
  • RangeBasedPropertyMap 。頂点内の特定の位置にあるプロパティの値を問い合わせます

RangeBasedPropertyMap であることに注意 PropertyMapしてください。 特定の頂点について、は RangeBasedPropertyMap一連のセクション ( 範囲とも呼ばれます ) およびこれらのセクションのプロパティ値を返します。

プロパティとカタログ

HERE Map Content の属性レイヤー には、道路セグメント(または道路セグメントのセクション)のプロパティが保存されます。 ただし、道路セグメントのプロパティの値の取得は、基盤 となるトポロジ属性参照モデルにより複雑でコストがかかります。

ロケーション ライブラリの属性レイヤーを直接使用する代わり に、 HERE Map Content は HERE Map Content の属性レイヤーからPropertyMap(またはRangeBasedPropertyMap)のインスタンスを作成します。 このインスタンスによるプロパティの保存方法により、効率的なアクセスが可能になります。

実行中のアプリケーションでの HERE Map Content などのカタログの属性レイヤーからのPropertyMap作成は 、オンザフライでのコンパイルと呼ばれます。 PropertyMaps.rangeBasedProperty メソッドを使用して 、オンザフライでPropertyMapコンパイルできます。 このメソッドはのインスタンスをただちに返し RangeBasedPropertyMap ますが、オンザフライのコンパイルがその時点でのみ実行されるため、プロパティへの最初のアクセスにかかる時間が長くなります。

可能な場合 は、カタログ Optimized Map for Location Library から効率的にプロパティにアクセスできます。 PropertyMaps ファクトリでは、 PropertyMapこのカタログからプロパティを自動的にロードするを提供しています。

エッジのプロパティ

ルーティンググラフのセクションで説明したように、エッジはある頂点から別の頂点への遷移の可能性を表します。 エッジにもプロパティがあります。 たとえば、ある道路から別の道路への転換が制限されているかどうかを判断 するには、 Edge をキーとする PropertyMap を使用して、対応する頂点間のエッジの値を照会します。

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