HERE Map Tile v2 開発者ガイド

交通タイル

HERE Map Tile v2 には、道路ネットワークのトラフィックフローを表示して輻輳を強調表示するために使用できるトラフィックタイルがあります。

トラフィックカバレッジ

API は 、「交通情報カバレッジ」に一覧表示されている地域のトラフィックタイルをサポートしています。

注 : 特定の地域の交通情報が利用できる場合でも、高速道路、主要道路、ローカルストリートなど、道路ネットワークおよびロードクラスの一部ではありません。 カバーされている場合があります 対象となるエリアおよび道路クラスの交通データの品質および範囲は国によって異なり、利用可能な交通データソースおよびプロバイダによって異なります。

交通状況の可視化

トラフィックタイルには、道路の交通量が表示されます。これらのタイルは、道路ネットワークの交通渋滞を反映しています。このタイルは、該当する道路や道路に沿って描かれた色分けされた線でユーザーに提示されます。 トラフィックの輻輳には、 4 つの輻輳レベルが表示されます。

  • フリーフロー ( 緑 ): 交通量の平均速度が予想されるフリーフロー速度に近い道路セグメント。ほとんどの場合、車両の量が少ないためです。
  • 重(黄色): 車両の積載量が多い道路セグメントでは、予想されるフリーフロー速度よりも平均速度が遅くなります。
  • キューイング(赤) : 非常に大量の車両を使用する道路セグメントでは、平均速度が停止に近づき、連続する 2 台の車両間の距離が短くなります。これにより、キューを作成する効果があります。
  • ブロック済み ( 黒 ): 建設現場や事故などの一時的な問題により、道路セグメントが遮られています。

Traffic タイルタイプ

API がさまざまな表示スタイルでレンダリングできる Traffic タイルには、 4 つのタイプがあります。 以下の画像は、これらのタイプを示しています。

Traffic タイル(交通情報) Flow タイル フローベースタイル Flow and Label タイル(フローとラベルの設定
トラフィックフローが設定されたマップ タイル トラフィックフローのみを含む透過的なタイル トラフィックフローのある Base タイル(ラベルなし) トラフィックフローとラベルが記載されたタイル

交通渋滞レベルでレンダリングしています

トラフィックの可視化」で説明した輻輳レベルに基づいて、 API は、トラフィックが最小の輻輳レベルに達する道路セグメントのトラフィックラインのみをレンダリングできます。

無料の交通手段を利用できます 渋滞以上 トラフィック以上をキューイングしています

リアルタイムのトラフィックおよびトラフィックパターン

デフォルトでは、トラフィックタイルにリアルタイムのトラフィックが表示され、要求時のトラフィックの状況が示されます。

ただし、特定の時間帯および曜日の一般的なトラフィックパターンを示す Traffic タイルを要求することもできます。 トラフィックパターンタイルを取得するに &time は、要求にパラメータを追加して、交通状況を表示する日時を指定します。 履歴情報に基づいて、タイルにはその日時の一般的な交通状況が表示されます。

交通データの有効性

交通情報は短時間(約 1 ~ 5 分)のみ有効であることに注意してください。 このため、クライアントアプリケーションはトラフィックタイルをキャッシュしません。