はじめに

HERE Maps API for JavaScript (以下 Maps API とも呼ばれます) は、機能豊富でインタラクティブな HERE Maps を中心にWeb アプリケーションを構築できるプログラミング インターフェースのセットです。 API は、対話型アプリケーションの機能を実装するためのクラスとメソッドのライブラリで構成されています。この API は、双方向的アプリケーションの機能を実装するためのクラスおよびメソッドのライブラリで構成されています。

Maps API for JavaScript は地図をコア要素とする Web アプリケーションのディベロッパーを対象に、次のユース ケースをサポートしています。

  • 効率的なマップ レンダリング - この API は WebGL および HTML5 対応の環境向けに構築されており、モバイル デバイスやデスクトップでのマップおよびマップ オブジェクトのレンダリング効率を最大化します。また、可能な限り最適なマップを表示するための高 DPI デバイスのサポートも含まれています。
  • HERE Maps マップ データ - API は、世界をリードするマップ データとマップ イメージへのフル アクセスを提供し、ビュー モードとカスタマイズ オプションを選択できます。これには、基本マップ、地形図、ハイブリッドの 3 つの主要なマップ タイプが含まれます。
  • Geocoding - ジオコーディングおよびリバース ジオコーディング サービスにフル アクセスできます。
  • Routing - API は、ルートの計算と表示をサポートし、公共交通機関のルーティングなどのさまざまなカスタマイズ オプションを使用できます。
  • Enterprise Rouring - API は、アイソライン ルーティングやトラック ルーティングなどの高度なエンタープライズ ルーティングのユース ケースをサポートします。
  • Places - Places API を使用すると、アプリケーション開発者は POI と住所の検索エクスペリエンスを構築でき、ユーザーは世界中の何千万もの場所に関する豊富な情報にアクセスできます。
  • Custom Map Objects - API は、対話型および非対話型の両方のマップ オブジェクトの作成をサポートします: SVG、HTML、またはビットマップ イメージの地理的形状 (ポリゴン、ポリライン、円、および四角形を含む) を含むマーカー。
  • マウスとタッチの操作 - API (イベント拡張機能を介して) は、さまざまなデバイスでのパン、ズーム、ピンチ ズームなど、マップ上でのマウスとタッチの操作をサポートします。
  • 構築済み UI コントロール - この API にはカスタマイズ可能な構築済み UI コントロールが備わっています。ユーザーはベース マップの変更やスムーズなズームイン/ズームアウトが可能になり、現在の地図縮尺も表示できるようになります。さらに、任意の HTML コンテンツと SVG 画像を含む情報バブルを地図に配置できます。さらに、任意の HTML コンテンツと SVG 画像を含む情報バブルを地図に配置できます。

以下の情報を参照してください。

  • ブラウザのサポートについては、「ブラウザのサポート」を参照してください。
  • HERE Maps API for Javascript モジュールについては「モジュール」を参照してください。
  • HERE Maps API for JavaScript を設定し使い始める方法については、「利用開始」を参照してください。
  • このドキュメントに適用される利用規約につきましては、「HERE Documentation License」を参照してください。
  • エンドポイントのパラメーターとレスポンスにつきましては、「OpenAPI の仕様」を参照してください。
  • データのプライバシーは、 HERE とHEREのお客様にとって極めて重要です。 データの最小化を実践しており、必要のないデータは収集しません。 また、サービスが機能するために個人情報を必要としない場合は、データ主体の匿名化を促進します。 当社が開発するサービスでは、プライバシー バイ デザインを採用しています。当社は、単なる規制遵守を超えて、プライバシーを企業文化の不可欠な要素にするように努めています。 プライバシーに対する当社のアプローチは、お客様の信頼を獲得し維持するために不可欠であり、データ主導型のロケーションプラットフォーム としての将来の成功の基盤となるものと考えています。 HERE とHEREのお客様にとってデータのプライバシーがいかに基本的に重要かにつきましては、「 HERE プライバシー憲章」を参照してください。

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