リソースプロジェクト

OLP CLI では、次のコマンドがサポートされています。

  • リソースまたはリソースがリンクされているプロジェクトのホームプロジェクトであるすべてのプロジェクトを一覧表示します。
  • 指定したプロジェクトを、元々プロジェクトの外部で作成されたリソース ( カタログおよびスキーマ ) のホームプロジェクトとして追加します。
  • 指定したプロジェクトをホームとしてリソースから削除します。 これは、元々プロジェクト外で作成されたカタログおよびスキーマにのみ使用できます。

リソースプロジェクトリスト

ホームプロジェクトまたはリンク先のプロジェクトのいずれかであるか、またはそのプロジェクトがプロジェクトに属していないことを示すすべてのプロジェクトを一覧表示します。


olp resource project list  [command parameters]

必須パラメータ :

  • <resource HRN> リソースの HERE リソースネーム を指定します。

オプションのパラメータ :

  • --relation <home|reference> リソースとプロジェクトの関係。 home はプロジェクト内にあるリソースを示し、は reference プロジェクトにリンクされたリソースを示します。
  • --cross-realm ホームプロジェクト / レルムと他のレルムの間に有効なレルム間の信頼関係が確立されている場合、異なるレルムのプロジェクトが含まれます。
  • --limit <max number of projects> 結果に返されるプロジェクトの最大数を指定します ( デフォルトは 100) 。
  • --credentials <path to credentials file> コマンドで使用する資格情報ファイルの名前を指定します。 資格情報ファイルは、プラットフォームポータルとは別にダウンロードされます。
  • --profile <profile name> olpcli.ini ファイルから使用する資格情報プロファイルの名前を指定します。
  • --json コマンドの結果を JSON 形式で表示します。
  • --quiet プロジェクトの HRNS を新しい行に表示します。

資格情報 およびプロファイルの使用方法の詳細について は、「資格情報 の設定」を参照してください。

例 :


olp resource project list hrn:here:data::org:my-catalog --json

出力 :


{
  "projects": 
    [ 
      {
        "id": "my-project-0000",
        "hrn": "hrn:here:authorization::org:project/my-project-0000",
        "name": "My Project 0",
        "description": "This is my demo Project",
        "relation": "home"
      },
      {
        "id": "my-project-0001",
        "hrn": "hrn:here:authorization::org:project/my-project-0001",
        "name": "My Project 1",
        "description": "This is my demo Project",
        "relation": "reference",
        "allowedActions": [
          "readResource"
        ]
      }
    ]
}

リソースプロジェクトが追加されました

指定したプロジェクトをリソースのホームプロジェクトとして追加します ( カタログ / スキーマ ) 。 これは、元々プロジェクトの外部で作成されたリソースに当てはまります。 このようにして、プラットフォーム のプロジェクト管理機能を利用できます。たとえば、使用量やコストの追跡、プロジェクトレベルでのアクセス管理などが可能です。 各リソースには、 1 つのホームプロジェクトのみを含めることができます。 また、このコマンドはパイプラインではサポート olp pipeline move されていません。パイプラインは、コマンドを使用してホームプロジェクトに移動できます。


olp resource project add   [command parameters]

必須パラメータ :

  • <resource HRN> リソースの HERE リソースネーム 。ここで、リソースはスキーマまたはカタログです。 スキーマ HERE リソースネーム には、コマンドの結果に影響を与えないバージョン番号が含まれている場合と含まれていない場合があります
  • <project HRN> リソースホームとして追加するプロジェクトの HERE リソースネーム 。

オプションのパラメータ :

  • --credentials <path to credentials file> コマンドで使用する資格情報ファイルの名前を指定します。 資格情報ファイルは、プラットフォームポータルとは別にダウンロードされます。
  • --profile <profile name> olpcli.ini ファイルから使用する資格情報プロファイルの名前を指定します。
  • --json コマンドの結果を JSON 形式で表示します。
  • --quiet 空の出力を追加情報なしで表示します。

資格情報 およびプロファイルの使用方法の詳細について は、「資格情報 の設定」を参照してください。

例 :


olp resource project add hrn:here:data::org:my-catalog hrn:here:authorization::org:project/my-project-0000

出力 :


Resource hrn:here:data::org:my-catalog has been added to the project hrn:here:authorization::org:project/my-project-0000

この操作は、プロジェクトのコンテキスト外で作成されたカタログおよびスキーマにのみサポートされます。

このコマンドを使用しても、プロジェクトのコンテキスト外で使用するカタログの既存の権限は削除されません。 プロジェクト外のカタログの権限を削除するには、カタログでolp catalog permission list およびolp catalog permission revoke コマンドを使用します。

カタログがプロジェクトに追加されると、プラットフォームポータルはそのカタログがそのプロジェクトにのみ存在するように扱います。 つまり、ポータルの [ データ ] セクションにある [ 共有 ] タブは表示されなくなり、プロジェクトマネージャーを介してアクセス管理が行われます。 プロジェクトにカタログを追加する前に、少なくとも 1 つのアプリが入力および出力カタログへのアクセス権を管理していることを確認してください。 このようにすると、 CLI を介してプロジェクト外のアクセスを引き続き管理できます。この場合、アプリの認証が必要になります。 また、プロジェクトに マーケットプレイス対応として追加されたカタログには、マーケットプレイス対応としてマークを付けることができなくなりました。 マーケットプレイスのサブスクリプションに追加する必要があるカタログには、このコマンドを使用しないでください。

プロジェクト外で作成されたリソースをプロジェクトに移行する方法の詳細について は、「移行ガイド」を参照してください。

リソースプロジェクトが削除されました

指定したプロジェクトをホームとしてリソースから削除します。 このコマンドを使用すると、上記のコマンドを使用してプロジェクトの外部で作成されたカタログのホームプロジェクトの追加を元に戻すことができます。


olp resource project remove   [command parameters]

必須パラメータ :

  • <resource HRN> リソースの HERE リソースネーム 。ここで、リソースはスキーマまたはカタログです。 スキーマ HERE リソースネーム には、コマンドの結果に影響を与えないバージョン番号が含まれている場合と含まれていない場合があります。
  • <project HRN> リソースホームとして削除するプロジェクトの HERE リソースネーム 。

オプションのパラメータ :

  • --credentials <path to credentials file> コマンドで使用する資格情報ファイルの名前を指定します。 資格情報ファイルは、プラットフォームポータルとは別にダウンロードされます。
  • --profile <profile name> olpcli.ini ファイルから使用する資格情報プロファイルの名前を指定します。
  • --quiet 空の出力を追加情報なしで表示します。

資格情報 およびプロファイルの使用方法の詳細について は、「資格情報 の設定」を参照してください。

例 :


olp resource project remove hrn:here:data::org:my-catalog hrn:here:authorization::org:project/my-project-0000

出力 :


Resource hrn:here:data::org:my-catalog has been removed from the project hrn:here:authorization::org:project/my-project-0000

この操作は、プロジェクトのコンテキスト外で作成されたカタログおよびスキーマにのみサポートされます。

カタログがプロジェクトから削除される前に他のプロジェクトにリンクされている場合、このアクションによってプロジェクト内のリソースの可用性が削除されます。

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