構造の概要

この設定の一般的な構造は、オープンソースの Tangram レンダリングエンジンによって規定された規則に従います。 このスタイルは、 HERE Maps API for Javascript 、 HERE Android SDK 、および HERE iOS SDK で使用 でき、 YAML 形式を使用します。 設定には、 8 つのルート要素を含めることができます。

• sources - ベクターデータのソースを定義する必須のセクション
• styles - 既定のスタイルから継承されたスタイルが含まれます (「カスタムスタイル」を参照) 。
• layers - このセクションでは、ベクターソースからデータをレンダリングする方法を記述する論理レイヤーについて説明します (「 既定のスタイル」を参照) 。
• scene - グローバルマップ設定 ( 背景色など )をします
• global - 複数のレイヤーで使用されるグローバル変数を保持します

要素の順序は、レンダリングの結果に影響します。 エレメントは、要件に応じて配置できます。

最小限の設定

最小構成には 、sourcesとlayersの 2 つのブロックが含まれている必要があります。 ブロックsourcesはベクターデータのソースを定義するものであり。変更してはいけません。 このブロックlayersには 、 sourcesをデータソースとして使用するレンダリング ( 論理 ) レイヤーの説明が含まれています。

# the sources section describes where the data for rendering comes from
# and must not be changed
sources:
    omv:
        type: OMV
# the layers section contains descriptions of the rendering (logical) layers
layers:
    # user defined name of the rendering layer
    water_areas:
        # the section defines where the rendering layer takes
        # its data from source: omv is mandatory for the Vector Tile API
        # layer: water specifies what vector layer is taken
        # for the rendering see REST API documentation for the
        # list of available layers.
        data: {source: omv, layer: water}
        # section defines how to render the layer
        draw:
            # default style name, it defines the type of geometries for rendering
            polygons:
                order: 1 # z-order of the layer
                color: [0.055, 0.604, 0.914, 1.00]

上記の例には、 この ソースomv内のソースおよびデータレイヤーwaterを使用する単一の論理レイヤーが含まれています。 ソースomv内で使用可能なレイヤーについては、 Vector Tile REST API のドキュメントを参照してください。 論理レイヤーで は、水領域のレンダリングにもスタイルpolygonが使用されます。スタイルシステムおよびセクションstylesの詳細については、ガイドの該当する章を参照してください。